カンポンチュナン州 陶芸

Written by on 2014/03/03 in カンボジア便り with 0 コメント

カンポンチュナン州では伝統的な素焼きの陶芸が行われています。
現地の粘土を使って、女性たちが一日中簡単な土鍋、水壺、かめ、飾り用の小さな壺などを作っています。

陶芸用のろくろですが、電気で回転するものを思い浮かべますが、
カンプンチュナンの陶芸村に伝わるろくろは、台が回転するのではなく、人が粘土の周りを歩いて形を整えるのです!
朝早くから、日が暮れるまで。
農家の家庭が大半です。男性は畑仕事に専念、女性は家に残り、家事と陶芸。
畑と木々と緩やかな山に囲まれた陶芸村。
今日も同じような生活のリズムが営まれています。
(最近は足踏みろくろを使う家庭もあったり、栃木県の益子焼の陶芸家との連携プロジェクトなどが入り、電動ろくろも使われています)

不思議と心が安らぎました。
とても平穏な生活。
都会生活に慣れている私にはどうしても欠けてしまう落ち着き。

でも、陶器はお金になるわけではありません。
頑張ってもいいサイズの壺は100円足らず。
生活は苦しい。
押し寄せる資本主義の波。
隣のタイやベトナム産の実用的な瀬戸物にはかないません。
見方によっては、世界から取り残されたかのような小さな陶芸村です。

そんな伝統と葛藤に生きる「陶芸家たち」に作り方を教えてもらいました。
受け継がれる技術と誇り。
私たちも体験し、尊重したい。

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土着陶芸のよさ、美しさ、強さ、利点は何か。
科学と効率性に支配されず、現地陶芸の光を保ち続け、広げる活動が試行錯誤行われています。
色々と学ばされました。

人と歩むこと、「開発支援」に関わること…
他国の人々の視点に近づき、すでにある生活力、知恵、社会構造、家族関係、問題解決力を生かし、延ばすことってどんなこと?
まずは、伝統に触れ、学び、考えることをしてみました。
自分と違う人や生活を尊重するためにの第一歩。

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